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“癒しの島宿 KOMOREBI”
設計:盛田建築製作一級建築士事務所
施工:有限会社 建築工房おおやま
ダイニングテーブル製作:盛田 健
岡山県玉野市、宇野港からフェリーで20分の瀬戸内海に浮かぶアートの島、香川県直島にある宿泊施設です。
敷地は直島新美術館の近く、ハマチの養殖を営む古くからの漁村集落であり、近年は民泊用の施設が増えてきているものの、瀬戸内海の島らしい穏やかな雰囲気の残る閑静な地域です。
本計画は、季節ごとに島を訪れるさまざまな人に対応した長期滞在型の宿泊施設として計画されています。
外壁は杉の焼板を張り、軒先の構造は寺社仏閣でもよくみられる2重垂木の構成として深い軒先をつくることで、日本の古くからの土着的なイメージをつくりつつ、耐候性鋼板などの現代的な材料、ディテールを盛り込み、どこか古くて新しい外観としました。
1階は広くワンルームとしても使用が可能な構成としており、小上がりの畳スペースや、仕切りで個室に出来るベッドルームを備え、大人数での宿泊や、イベントの開催なども可能な空間となっています。2階は少人数での旅行者、および冬季の就労者の長期滞在を目的とした室構成となっており、屋根勾配に合わせた天井で高さに変化を与えることで、コンパクトな平面でありながら抜け感のある空間としました。
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